対象読者:
これからCCNA取得の検討をしてる人、実際に勉強している人向けです。
当日持っていくもの(持って行ったもの)を実績踏まえてレポートします。
なお、Ping-t様にてCCNA含め三つ資格取得させていただきました。神サイトです。
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教材
教材はPing-t様のCCNA最強問題集有料プランです。
https://mondai.ping-t.com/g/question_subjects#content-large_category_
有料プランの料金は以下です。(20250830時点)
料金表の参照元:
https://mondai.ping-t.com/g/contents/premium_plan_introduction

勉強方法
まず、Ping-t様の問題はこのようなメニューになっています。
CCNA初心者の方、ITエンジニア未経験の方には、画像のボックスに示す通りに学習を進めるのがおすすめ。

序盤:
NW初心者の場合、以下2点を先に完璧にできるとよいです。
・サブネットを学ぼう!(ロンゲストマッチ問題、IPアドレス/サブネット範囲の特定にたくさん使う)
・暗記ドリル(2のn乗を求めるときにたくさん使う。IPアドレス範囲/サブネット分割問題にたくさん使う)
上記に8割くらい正答できるようになったら次のステップに進みます。
中盤:
ping-tの解答と問題文をひたすら見て、各単位の概要をつかみます。
具体的には、以下①~③を順番に繰り返す。
①問題文を読む
⇒②「正解」をセンターに入れてスイッチ、解答と解説を見る。
⇒③「すすむ」をセンターに入れてスイッチ(エヴァンゲリオン、碇シンジ)
イメージは以下。

また、本番のときに知らない問題があったら嫌ですし、マニア問題を頭の片隅にある状態にするため全問ヒットにしておきましょう。
Cisco側も「簡単にクリアされたら悔しいじゃないですか」とか思っているかもしれません(笑)。
終盤:
”ピックアップ問題だけ”すべてコンボにするまで解く。
※ピックアップ問題以外のマニアックな問題については、”解説の隅々まで記憶する必要”はなかったです。
そもそもマニアックな問題は本番ではあまり出ず、どちらかというとルーティング回りとか基礎的なことがわかっているかを問う問題の割合が多いです。
ここでピックアップ問題限定の模試を3回程度実施して追い込む。正答率が90%に到達しない場合はがんばってミスをなくします。
ちなみに、ピックアップ問題は以下のように「ピックアップ」とついてます。

ピックアップ問題のみ解きたいときの操作:
以下赤枠のように問題選択画面で「ピックアップ問題」に☑を入れると、ピックアップ問題だけが出題されます。ピックアップ問題だけ解く場合はこのようにしてから問題を解きましょう。

追い込み①:
以下3点に関する問題をすべて完璧にする。ピックアップ問題は当然、ピックアップ問題以外も完璧にすることを推奨します。
・WLC(ワイヤレスで出題)
・WPA(ワイヤレスセキュリティで出題)
・特にルーティング(のロンゲストマッチとAD、メトリック、OSPF)
実際の要注意分野は以下赤枠の通りです

追い込み②:
コマンドシミュレータを1~2週する。特にIPアドレス設定とVlan設定
※なお、Ping-tにあるD&D問題の「ルーターとルーターだとクロスケーブルを接続して~」みたいな問題はでなかった。
実際はSDNやセキュリティについて、あてはまる語句をD&D(ドラッグアンドドロップ)で選択させられました。
Ping-tをどれくらいやりこんだか:
レベル20くらいまでやりこみました。
なお、終盤はシミュレータ問題を7時間ほどやりこみました。
一旦ピックアップ限定の模試モードで90%以上安定してとれるなら安心できるかなと。
※自分は模試モードは2回やって1回しか90%取ってないため

成績は以下。
Automation and Programmability 100%
Network Access 55%
IP Connectivity 96%
IP Services 90%
Security Fundamentals 87%
Network Fundamentals 85%
試験の感想:
肌感覚ですが、やはり4割くらいルーティングの問題が出ました。
QoSだとポリッシング、シェーピング関連の問題が2問程度でました。ピックアップ以外の、マイナー分野の細かい部分までやるのではなく、メジャーな部分をやるのがお得かもしれません。ピックアップ問題をやりこむべきですね。
また、スイッチング分野も出題されました。「XXXなフレームをスイッチが受信した。この時のスイッチの動作はどうなりますか?」という問題。
また、Ping-t様のひっかけ問題みたいな難しくややこしい問題、すべて選択せよ系の問題は出ませんでした。Ping-t様の難しい問題は学習用です。
あと、序盤の難しめコマンド問題が来た際、そこで時間を取られると終盤の単純な問題を落としかねないので時間配分を考えるべきです。考えてもわからない部分は見切って次の問題を解いたほうが賢明です。
なお、本番コマンド問題冒頭の注意事項で、「設定を保存するのを忘れないでください」と記載されています。
そのため、本番CCNAのコマンド問題では、設定実施後にcopy running-config start-configで設定の保存をしないと減点される恐れがあるため忘れずに実行しましょう。
序盤は悩む or 初見の問題が出ますが、中盤~終盤以降は単純で簡単な問題が出がちです。
(PEARSON VUEでLPIC LV1やAWS-SAAを受けたときもそうでした。)
試験の予約方法
以下UZUZ様の受験申込み方法ページがわかりやすかったのでこちらを参照して予約しました。
https://uzuz-college.jp/magazine/29832
試験本番で持っていった物
以下2点持っていけば大丈夫でした。不安な方はクレジットカードも持っていきましょう。
・マイナンバーカード(顔写真付き)
・健康保険証
※(または、署名のあるクレジットカードでも可能。署名なしは不可です)
なお、ペンとか腕時計は持ち込みできません。小さいホワイトボードと黒いマジックペンを支給されるのでそちらでメモします。メモは持ち帰り禁止です。
ピアソンVUE公式の受験時に必要な書類
本番のコマンド問題でも使える便利な短縮コマンド:
※以下のようにコマンドが省略できるので、ping-tに最近実装されたコマンドシミュレータ問題で覚えておきましょう。
>enable⇒en
#configure terminal ⇒conf t
#interface ethernet 0/1 ⇒ int e 0/1
コマンドシミュレータ問題はこれです
https://command-simulator.ping-t.com/
以下イメージ

まとめ:
「ああ、もう勉強しなくていいんだ」と考えると最高です。私は責務を全うした!
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