~罫線作成・削除の裏技~
エクセルで表を作成する際、見やすさを追求するために欠かせないのが罫線です。
また、エクセルで基本/詳細設計書等を作成しているITエンジニアは特に罫線を使用することでしょう。
今回は時短のためエクセル罫線を簡単かつ最速で「作成」「削除」する方法を分かりやすく解説します。
1.罫線の高速作成テクニック 結(元ネタ:結界師)
Excelの罫線は以下の方法で引くのがおすすめです!
クイックアクセスツールバーに罫線の表示/非表示を登録する
・セルの左辺だけ罫線引きたい
・セルの右辺だけ罫線引きたい
みたいな状況でめちゃくちゃ便利です!!!!
やり方:
エクセルウィンドウ左上にある、以下赤枠のマーク⇒「その他のコマンド」を押下

「基本的なコマンド」 ⇒ 「リボンにないコマンド」 を押下

左・右・上・下罫線の[表示/非表示]を見つけクリックして選択
⇒「追加」を押下して、左・右・上・下罫線をすべてクイックアクセスツールバーに追加する
※ちなみに、上から[記号・ひらがな&カタカナ・漢字]の順番で並んでいるため、下から探しましょう。
多分これが一番早いと思います。(元ネタ:TAS)


追加し終わったら、以下赤枠のようにクイックアクセスツールバーに罫線の表示/非表示が追加される

選択したセルを基準に罫線を引くことができます。
セルを選択 ⇒ クイックアクセスの罫線表示/非表示を押下

はいっ時短確定。ぶっちぎります(元ネタ:TOUGH龍を継ぐ男)

※同じ手順で罫線を消すこともできます。超便利。
Ctrl+Shift+6でセルの外側を囲う罫線を引く
セルを選択して罫線の外側を決めます

Ctrl+Shift+6を押すと、セルの縁に罫線を引けました

マクロ機能で任意の罫線作成を登録する
マクロ登録は、自分の操作を記録してショートカットとして登録できます。
何回も繰り返す動きをマクロ登録することで、Excelを使用する多くのエンジニアは音を置き去りにすることが可能になるでしょう。
(元ネタ:ハンター×ハンター)
Excel標準機能でAlt、H、B、Aと押せば実現できる操作ですが、
今回は選択したセルの外側/内側の罫線をCtrl+Shift+Tのワンタッチで引けるマクロを登録してみます
改めて、ショートカット界へようこそ。
Welcome to Underground…
(元ネタ:2ちゃんねるコピペ)
やり方:
まず、どこでもいいので4つのセルを選択して以下図のようにする。

「表示タブ」 ⇒ 「マクロの記録」 を押下

以下設定値を入力してOKを押下すると、操作の記録が始まります。
・マクロ名:[実行する動作]_[任意のキー]
※任意。このようにつけるとあとでわかりやすいのでおすすめ
・ショートカットキー:[任意のアルファベット]
※大文字を入れるとCtrl+Shift+[キー]になる。他ショートカットと競合しづらいので大文字がおすすめ
・マクロの保存先:個人用マクロブック
※通常C:\Users\[user名]\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTARTに保存されているのでマクロブックを見失ったら参照しよう。

Ctrl+1で「セルの書式設定」を開き、「外側」、「内側」のプリセットを押下し、
⇒OKを押下する

「表示タブ」 ⇒ 「記録終了」 を押下
これで記録完了です

試しに任意のセルを選択してから先ほど登録したCtrl+Shift+Tを押下すると、
記録された操作が実行されて「中罫線全部入れる」が実現しました。


2.罫線の削除方法(滅)(元ネタ:結界師)
罫線を削除するのは実は超簡単です!
削除したい罫線が含まれるセル範囲を選択します。

Ctrl+Shift+を押下します(通常「」は「?」キーの右にあります)

はい、消えました。
応用:
ちなみにCtrl+ドラッグで範囲を複数選択できるため、このような使い方も可能です


まとめ
エクセルの罫線操作は最初は難しく感じるかもしれませんが、
基本を押さえれば驚くほど高速に操作できるようになります。
ぜひ今回紹介したテクニックで、効率爆アゲ、定時爆上がり、年収爆上がりを目指してください!
時間も手間も全部カット。
ようこそショートカット界へ。